梶が谷駅から徒歩9分
かたおか小児科クリニック

0280-62-10110280-62-1011

WEBからのお問い合わせはこちら

Dr.かたおかの診療日誌Dr.かたおかの診療日誌

カテゴリーアーカイブ
過去6ヶ月のアーカイブ

この暑さでインフルエンザ事業説明会

2012/09/03

 9月に入ったとはいえまだまだ暑い。それでも、時は巡り、インフルエンザ予防接種の季節がもうすぐそこに来ている。

 高齢者インフルエンザ予防接種事業説明会の1回目が今夜開かれた。

お役目なので会の司会進行をする。

65歳以上(障害のある方は60歳以上から)の高齢者はインフルエンザ予防接種を公費負担で受けることができる。多くの場合は自己負担金が1500円。これも免除になる条件がいくつかあるが、ここでは書かない。

当院のような小児科クリニックでは子どもの接種だけで手一杯で高齢者まで手が回らない。なので、これまでこの事業に手あげしてこなかった。しかし、予防接種担当役員になってしまったので、事情も知っておかないとマズイかと思って昨年度から手あげして、この研修会に参加している。

今回の講師は昨年に引き続いて菅谷憲夫先生。

菅谷先生の今回の話は、インフルエンザの診療では世界は日本を目標にしてきているということ。

先の新型インフルエンザのパンデミックでは、日本だけがダントツに低い死亡率だったことが世界中から注目されている。その秘密はなにか。

早期診断と早期からの全員への抗インフルエンザ薬の投与だという。

イギリスでは無用に患者を外出させないと言うことでStay homeが推奨されたが、おかげでそのまま自宅で亡くなった人も大勢いた。入院した時点でタミフルなど抗インフルエンザ薬が使われていたのは3%以下。抗菌薬は22%に使われていたというのにだ。

ということで、抗インフルエンザ薬の早期からの使用がインフルエンザ対策の決め手。高齢者施設でインフルエンザがでたら即座に入居者全員にタミフル予防投与を勧めるというお話しだった。 

新型インフルエンザ騒ぎ以来、原則として全員抗インフルエンザ薬投与派に宗旨替えをしているので、納得のいく話であった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


※表示されている文字を入力してください。

診療日誌TOPへ戻る