2013/04/04
このところ30代の男性のMRワクチンの接種が増えている。
毎日一人や二人はおいでになる。
この年代は女性も風しんワクチンは1回接種でその接種率も高くない。男性では風しんワクチンの接種対象ではなかった世代である。
風疹の流行で一番心配なのは妊婦さんが妊娠初期にかかると流産したり赤ちゃんが先天性風疹症候群になって産まれてくる危険があることである。
心配なシナリオとしては、風疹の免疫のない男性が風疹に感染して、同じく風疹の免疫がないか、あってもワクチン接種から時間が経って免疫が落ちている妊娠中の奧さんにうつしてしまう、というようなこと。
このため、本来は麻しん・風しんワクチンを2回以上接種していない現在の23歳以上の世代には、免疫があることが確認された人以外、全員麻しん・風しんワクチンの接種が望ましい。
これには国レベルでの対応が必要になる。
これはこれで、意見を出していきたいと思う。
今私たちにできるのは、自費で麻しん・風しんワクチンの接種をお勧めすること。
自治体に麻しん・風しんワクチンの助成を求めることである。
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