2013/04/16
昨日、前週のインフルエンザはゼロでどうやら今期は終息かな、と書いた。
スミマセン。
今日一人インフルエンザB型の患者さんがいた。
周辺にも発熱患者さんがいるとのことなので、当然一人だけではすまないだろう。
と、言うことでインフルエンザ終息宣言は取消。
まだ、しばらく散発的な発症はあるだろう。
インフルエンザは一人だったが、溶連菌感染症は何人かいて、幼稚園での流行とみられる。幼稚園が始まってすぐというタイミング。
ヒトメタニューモウイルスは診断キットが品切れだったが本日入荷。
診断したところで治療がないんじゃ意味ないじゃん、という向きもあるかと思う。
熱が長いのでセ○ゾンとか、マイコプラズマかもとジス○ック、それでも熱が下がらないのでミ○マイシン等という隘路に陥らないためには診断することは大切。
診断をつけると言うことは、その病気の自然歴を知ると言うことである。薬の効かない病気であれば薬は使わないのが一番いい。
例えば、検査してアデノウイルスだという診断がつけば、細菌感染かも知れないと言い訳してセ○ゾンやフ○モックスを出すこともない。
そういう知識と体験が臨床能力に結びつくのだと、今日の見学実習の学生に講釈を垂れた。
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