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かたおか小児科クリニック

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リンゴ病

2013/05/22

 このところリンゴ病が増えている。本名は伝染性紅斑。ヒトパルボウイルスB19による感染症である。

 ほほがリンゴほっぺのようになるためこの名前があるが、腕や太ももにも淡いレース編み目のような紅斑がでる。熱は普通でない。

保育園や幼稚園、学校で赤いほっぺを見つけられて、帰されてしまうということもよくある。発疹が出る時期には感染力はほとんどなくなっているので、リンゴ病であれば隔離したり登校停止にしたりする必要はない。

今の時期、身体に発疹が出ると「風しんじゃないか」という心配が出てくるのだが、今流行っている風しんは成人男性が中心。

幼児、学童は麻しん風しんワクチンを1回ないし2回受けているはずなので、麻しんや風しんにかかる可能性は少ない。

もう一つ間違いやすいのが溶連菌感染症。

溶連菌感染症の発疹はリンゴ病の発疹に少し似ている。見る人が見れば見分けはつくが、よく間違われる。


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