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かたおか小児科クリニック

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新生児期の外科系の病気

2013/06/13

 生後1か月前後の外科系の病気の赤ちゃんが続いた。

外科系の病気と言っても当院で一番多いのは 臍ヘルニア(でべそ)。
だいぶ前から臍ヘルニアには綿球による圧迫療法を行っている。放置しておいても1歳頃には自然に閉鎖して治癒するのだが、そこまで出っぱなしと言うのもイヤなもの。自然に治癒しても皮膚は伸びて余ってしまう。
圧迫療法では早ければ2週間、たいていは2か月以内に閉鎖する。絆創膏かぶれなどの対策は必要だが安全で有効な方法である。小児外科でも治療の第一選択にしているところが増えている。

先天性筋性斜頚と思われる赤ちゃんがいた。
首の筋肉にしこりができて、顔がいつも決まった方に向いている。筋肉のしこりは1歳くらいには自然に消えて向き癖もなくなるのだが、それまでに頭蓋骨の変形が固定してしまうのが問題。小児専門の整形外科を紹介した。初診の予約が3か月先とのことで、ちょっとややこしい話になった。

お腹がぱんぱんに張って吐くという1か月前の赤ちゃん。
これはただ事ではないので小児外科に紹介。
先天的な腸の病気が疑われたが、新生児は検査するだけでも入院させないとむつかしい。


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