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かたおか小児科クリニック
2013/08/12
お盆休みの週に入った。人の動きは様々で、これから出掛ける人、海外から一時帰国してきた人など。
いつもと違った顔ぶれである。
６か月以下のRSウイルス感染症が２名。咳鼻水、喘鳴で似たような症状のもう少し大きい子たちもいる。夏場とは言え、結構流行っているのではないか。入院を考慮するような症状ではない。
白っぽい下痢便が出るという乳児の便を検査してみたらアデノウイルスが陽性。
この夏、ロタウイルスが出たという話は聞かない。当院でもウイルス性胃腸炎を疑ったらあまり便のウイルス検査はしないのだが、今流行っているウイルス性胃腸炎ではアデノが多いのではなかろうか。
細菌性胃腸炎では病原性大腸菌がほとんど。
子宮頸がんワクチンを２回目まで接種した女子大生から３回目はどうしたらいいかという相談がある。
せっかく２回接種したのだから、是非３回目の接種はした方がよいとお勧めする。それも、年齢から考えてできるだけ早いほうがよい。
慢性疼痛の副作用を心配しての事だが、そのきわめて希なリスクと、毎年３５００人新たに発症する子宮頸がんのリスクをこれから先何十年かにわたって減らすメリットとを比べたら、絶対受ける方が得です。
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