2013/11/07
今日、市立川崎病院からの情報提供でB型インフルエンザが流行中とのこと。
患者さんの分布は川崎区を中心に幸区、横浜市鶴見区ということで、まだ高津区近辺での流行はないようだ。ふつうB型は3月頃から流行るのが通例だが、ちょっとした異変かもしれない。
そろそろ発熱、咳、鼻水の患者さんが来たらインフルエンザも念頭に入れておくべきということだろう。
当院では11月になってインフルエンザの検査をする事が多くなった。ただし、インフルエンザだけを狙っての検査ではなく、インフルエンザとRSウイルスを同時に検出できるキットを使っている。
今のところ、RSウイルスはしばしば陽性になるがインフルエンザ陽性はゼロ。
それと、今日、新しいインフルエンザ診断器機が納品された。
今テレビコマーシャルでもやっている富士フイルムの製品。
フィルムの増感技術を応用して、発熱早期でウイルス量が少なくて従来のキットなら陰性と出るところを検出できるとのふれ込みである。
これまでは発熱したばかりで飛んできても、6時間から12時間たたないと検査をしても意味がないなどと言っていたのだが、発熱直後でも検出できるということになる。
発熱したら時間構わず即病院へ、というような流れにならないといいのだが、でも、普及してくるとそうなるだろうなという気がしている
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