2014/01/14
年明けからは毎日インフルエンザの患者さんがいたが、この連休明けは一日で先週1週間分と同じくらいの数になった。
A型、B型 どちらもあり。比率は2:1と言うところ。
今シーズンのA型はA香港とA2009年新型とが混じっている。一部の診断キットを除いてA型同志の区別はつかない。
普通は区別できなくても構わないのだがA2009年新型にはタミフルやラピアクタ(点滴静注)に耐性のウイルスが出てきている。リレンザやイナビルは効く。
なので、今どちらが流行しているのかは知っておいたほうがいい。
B型がこの時期にA型と並行して流行するのは珍しい。
B型の特徴はタミフル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬が効きにくいこと。効かないわけではないのだが、A型に対するようにスカッと熱が下がらない。
B型だとわかったら、高熱など症状がきつくなければ抗インフルエンザ薬をお勧めしないことも多い。
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