2014/01/19
土曜日の午前診療が終わってから八重洲のホテルでのBCGの研修会に出席。
全国からBCGに携わる医師や自治体職員が集まる。
見渡したところ、川崎市からは健康安全研究所所長の岡部先生と私。
BCGの個別化がどのくらい進んでいるのか、というデータが示された。
自治体の数から見ると、個別 75% 集団 25%。
接種する人数から見ると 個別 68% 集団 32%
東京や大阪などの大都市では集団接種が多いので、以前は人数から見たら50%が個別という認識でいたのだが、随分個別化が進んできている。
川崎市は集団接種だが、お隣の横浜市は個別接種が進んでいる。
また、現在集団接種の所でも個別接種への移行を検討中という所が40%あるとのこと。
世の中の流れは、個別へと進んでいる。
BCGの接種時期が5か月から8か月(12か月まで可)と後ろにのびた。おかげで、ロタワクチンを含む乳児期早期のワクチンスケジュールの組み方が楽になった。
なんとなく個別化を要求するパワーが落ちてきているのだが、どうもそういうわけにもいかないようだ。
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