2014/02/08
診療開始時間にはすでにかなりの積雪。夜にかけてどんどん降り積もるという予報で、予約は普段の土曜日の半分くらい。
小学生で発熱、喉の痛み、悪寒と典型的なインフルエンザ顔をしていた子が、インフルエンザの検査して陰性。おかしいなと思って、発熱後2-3時間でも検出できる高感度の検査でやり直してみる。やっぱり陰性。
血液検査をしてみる。白血球が増えている。細菌感染の可能性がある。
そこで、もう一度のどを見てみる。
のどの赤みは典型的ではないが年長児の溶連菌感染症でもいいような赤さ。
溶連菌迅速検査をしてみたら陽性。
なるほどね、えらい遠回りをしてしまった。
インフルエンザが流行のピークを迎えると、発熱患者はみなインフルエンザに見えてくる。
こんな時、ちょっと違うなというケースをきっちり見ていく目が必要だ。
午前の診療は12時ぴったりで終了。
午後は雪の中を本駒込にある日本医師会館まで。日本医師会医療情報システム協議会という研修会に出席。雪の中、全国から医師会の担当役員が来ていた。
ITを使った地域医療のネットワーク化、ORCAプロジェクト、など。
コメントを残す