2014/02/12
毎年4月から始まる医学生の見学実習は、当院では昨年の実習が最後となった。
東京大学医学部小児科の教育スタッフミーティングで非常勤講師退任の挨拶をして記念の盾を頂いた。
医学生の見学実習を受け入れたのは2004年からなので、ちょうど10年勤めたことになる。
教えることは最大の学習の機会であるというとおり、学生実習は当院の診療を検証する上でも大きな契機となった。
学生教育としておかしな診療は見せられない。
保護者や学生にちゃんと説明できないことは出来ない。
これが大きな縛りとなって、学生が来ているときは診療が渋滞することは多々あったものの、得ることも多かったのである。
そんな学生実習ではあったが、医師会関係の用事でクリニックを空ける時間が多くなった。午後の実習を代診の先生にお願いする事も出来たのだが、それもあまり多いと問題だと思うし、午後抜ける分は午前中にしわ寄せが来る。
何となく、区切りをつけたい気持ちになってきて、岡教授に退任を申し出たら快く受け入れて頂いた。
これまで、実習に協力頂いた患者さん、家族の皆さん、クリニックのスタッフに感謝したい。
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