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かたおか小児科クリニック

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小さく産んで大きく育てる

2014/03/15

 1月のエントリーで川崎市乳幼児健診研修会での講演を紹介した。

 横浜市大小児科の西巻滋先生の講演。

妊婦さんのスレンダー化は果たしてよい事なのかどうかということで、

痩せたの母親から

小さな赤ちゃんが生まれ、

その赤ちゃんは肥満児になる。

という仮説を紹介された。

このエントリーにしばらくしてコメントが付いて、

妊婦のダイエットは決して本人の希望ではなく、産婦人科で厳しく体重管理をされるからだ。

妊婦のやせ願望によるものではないのではないかというご意見だった。

西巻先生に聞いておきますね、という返事をしたままそのままになっていたが、このたび孫が生まれて、母親(娘)に体重の管理などについて聞いてみた。

孫は41週0日の正期産で生下時体重は3580gの男児。

今どきにしては大きな赤ちゃん。

娘の体重増加はプラス10kgだったとのことで、一般的にはプラス8kg以下に抑えるように指導されるようだ。

この指導はかなり厳しいらしい。きびしいと言うより、太ったらお産が大変よと脅かされているようで、小さく産んで大きく育てるのがよろしいという事らしい。

娘もかなり体重増加には気を遣ったらしいが、それでも10kg太ってしまった。

妊婦になると、あまり人目は気にならない。どうせお腹でてるんだし。

それより、産んだ後どれだけ早く元の体型に戻れるかが大事。

やせた妊婦が多いのは、やせ願望と言うより、産婦人科での指導によるところが多いのではないかというのが娘の意見。

コメントされた方と同じであった。

太るとお産が大変というプレッシャーはかなりあるようだ。


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