2014/05/02
GWの後半戦が明日から。当院では水曜日の休診日も入れて5連休する事になる。患者さんにはご迷惑をおかけすることになるのだが、こういう時でないと連続した休みを取りにくい業態なので、ここはご容赦願いたい。
明日から連休となると、患者さんも医者の方もどうしても連休前モードになってしまう。
ふだんだったら、このくらいのことなら来ないのだけれど、明日から連休なのでちょっと早めに来ましたという。申し訳なさそうにおっしゃるが、別にこちらは構わない。
急な発熱で、明日から休みなんで急いできましたというのは、さて、困ったな、となる。
ふだんなら、熱が出たばかりなので、少し様子を見ましょうというところが、今日のうちに決着をつけないといけない。いきおい、検査が多くなる。
たぶん突発性発疹症だろうと思っても、肺炎球菌の菌血症だって事もある。連休明けにまたきてくださいとか、具合が悪くなったら救急に駆け込んで下さいとかは言いにくい。
診断をつけるというのは大切なことである。
「風邪だから、抗菌薬は効かないので出しません。」というのは正しい。
ただし、その「風邪」という診断が正しければだ。
「風邪」の診断は難しい。
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