2014/05/25
土曜日の診療の最後に駆け込みできたお子さんが肘内障。
お父さんが腕を引っ張った時にポキッと音がして、左手を動かさなくなったという。
左手は動かないだけでなく、痛がって泣いている。
腕を挙げてごらんというと、右手は挙がるが左手は挙がらない。
それでは、と左の肘関節をちょっと外側に回す。ポキッと音がする。肘関節を曲げてみる。
なおっているようだ。
左手を挙げてごらん。
あれ、挙がるじゃないの!魔法みたい!
本人も両親も大喜び。
肘内障は小児科医にとって、使う労力と受ける感謝のコストパフォーマンスが一番いいのではないかな。
そう言えば、久しぶりの肘内障だった。
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