2014/05/27
発熱3日目で初診のお子さんがどうやら川崎病かも。
全身の発疹と、眼球充血、唇も赤い。
リンパ節の腫れや手足の浮腫、紅斑はない。
診断基準から言えば4/6症状で確定ではないが、かなり怪しい。
血液検査結果も川崎病の方を指さしている。
ここで時間を費やすのももったいないので病院を紹介。
入院依頼の電話をしたら、今川崎病の患者さんがすごく多いとのこと。
ちょっとした流行のようだ。
先日の新聞で、川崎病の原因として中国の穀倉地帯で発生したカンジダ(カビの一種)が気流に乗って飛んでくることが可能性として考えられるという論文が記事になっていた。
気流の分析と、川崎病の発生との関係を解析した結果だという。
ホンマカイナ、と言うのが正直なところだ。これまでも散々「スクープ」に裏切られてきた。
でもまあ、どこに真実が転がっているかわからない。
川崎富作先生の目の黒いうちに川崎病の原因が解明されんことを!
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