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かたおか小児科クリニック
2014/06/05
今日届いた川崎市の感染症情報によると伝染性紅斑が流行り始めているらしい。
当院では先週の伝染性紅斑の定点報告はゼロ。
このところの傾向で言うと週に1-2人いたりいなかったりというところ。
どこで流行っているのかなと思ってよく読むと宮前区では定点当たりの報告が4.4。流行開始基準値を大きく越えているということらしい。
先日の保育園の健診で、やけに発疹の子が多いなと思ってみていたのだが、あれは伝染性紅斑ではない。
今週あたりに高津区でも増えてくるのだろうか。
伝染性紅斑はヒトパルボウイルスによる感染症で、典型的な症状だとほっぺに赤い発疹が出てリンゴほっぺの様になるので「リンゴ病」とも呼ばれる。手足にはレース網目状の赤い発疹ができる。熱は発疹が出る1週間ほど前に気づかれることもあるが、多くは熱が出ない。
発疹が出る頃にはすでに感染力が無くなっているので、保育園や幼稚園、学校で出席停止とする必要はない。
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