2014/07/18
夏かぜ流行中という事で、診断するのに子どもののどを見ることの比重は高まっている。
ふだんの診察の流れは「もしもし」して「あーん」。
「あーん」してのどがちゃんと見えなくても困らないことも多いのだが、ヘルパンギーナや溶連菌感染症はのどの所見が決め手。しっかり見ないといけない。
どうしても口を開けない子がいて、隙間から舌圧子を入れてみたら口の中は食べかけのパンが一杯。
こりゃダメだと、ゴックンしてお口ぶくぶくしてきなさいということに。診察前の待合室での飲食は厳禁ですよ。
さて、帰ってきてのどを見てみたら立派なヘルパンギーナ。
やっぱりちゃんと見てよかったねと言ったとたんに、こちらに向かって噴水状の嘔吐。
やられた。かろうじて直撃は避けられたのだが。
油断は大敵である。
でも、まだまだ「あーん」はしないとね。
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