2014/08/24
二期制をとっている学校では、週明けから後期が始まる。 夏休みも終わりである。
夏休みのうちにワクチンをということで、このところ年長児の日本脳炎と二期DTの接種が目立つ。
日本脳炎は重症の副作用事例が1例出たために2006年から約5年間「積極的勧奨の中止」ということで接種数が激減していた。
今は、その間に接種機会を失った人へのキャッチアップのお知らせが届くようになっている。
一度こういうことで「中止」ということになると、再開してもどうしても積み残しがでる。その対応が大変である。
「中止」されていた期間にはそれまでほとんどなかった幼児の日本脳炎症例が数例報告されている。
同じ心配が、現在「接触的勧奨を中止」されているヒトパピローマウイルスワクチンでもある。「中止」期間がすでに1年2カ月。
ワクチンの接種機会を失ったまま、セックスデビューする子どもが出てきている。
ワクチンは接種したための有害事象のことばかりが喧伝されるが、接種しなかったために起きる事はあまり言われない。ワクチンの効果は「何も起きない」ことなので、目に見えないのだ。
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