2014/08/26
熱が続く病気はいろいろある。この季節の熱は、ヘルパンギーナなどの「夏かぜ」ウイルスによるものが多くて、たいていは1日か2日でおさまることがおおい。
そんな中で、最初は夏かぜかと思って見ていたら、高熱がなかなか下がらない。
朝には下がっているが、夜になると高熱というパターンが5日も6日も続く様なケースがある。
夜中の高熱というのは不安なものである。
何か、大変な病気が隠れているのではないかという不安も強くなる。
血液検査や症状から、抗菌薬が効くような細菌感染ではなさそうだ。
少し時間をかけけて様子みましょうというお話しをする。
ちょっと前に、こういう発熱が10日以上続いたケースがあった。
粘り勝ちで無事解熱。
トンネルと一緒で、出口の明かりが見えないと暗闇の不安に耐えられない。
少しは、明かりになれたらと思う。
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