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かたおか小児科クリニック

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連休のはずが

2014/09/24

 23日の秋分の日と24日の水曜日休診日で連休のはず。ところが、そうは問屋が卸さない。

 23日は午後から新宿で日本小児科医会予防接種委員会。

水痘ワクチンの定期接種化に伴う経過措置で、定期接種の年齢から外れる3歳、4歳児に来年の3月31日までの時限措置で、水痘ワクチンを1回定期接種することができる。

ただし、すでに1回任意接種で受けている人は対象外となる。

水痘ワクチンは2回接種が望ましいとして、定期接種では最低3カ月以上標準的には6カ月から1年の間隔で2回目を接種と決めておきながら、自費で1回接種した人は2回目も自費だよというおかしな決定である。

この決定を取り消すように要望書を出そうという意見が出ている。

その通りなのだが、すでに10月1日から実施も決まって動きはとっくに始まっている。今さら言ったところで実効性はない。

ただし、黙っていたのでは認めたことになる。ダメなことはダメときっちり言っていかなくてはいけませんという意見がとおって要望書を出すことになった。

24日は校医をしている中学校の駅伝接種候補者の内科検診。

選手は男女それぞれ6名だが、候補者は50人ほど。

例によって「部活は何やってる?」と全員に質問。

それで、男子に限ってのことだが、答える前に、「この子はサッカー部」とか「この子は野球部」とかがわかる様になってきた。

野球部はまずヘアスタイルでわかる。それと上半身の大胸筋、三角筋の筋肉の付き具合。

陸上部とサッカー部の鑑別はちょっと難しいが、サッカー部の方ががっしりしている。

一人帰宅部という子がいたが、これは見た目でわからなかった。

やはり、3年生になると特徴が顕著になってくるようだ。

その後連ちゃんで、感染症発生動向調査委員会に向かう。

こちらは1時間30分ほどの会議。

今日のトピックはエボラ出血熱、デング熱。

委員のH先生が、代々木公園と接触歴がない成人例の疑い例を報告された。血小板が下がっていないので確定診断のための検査はされないという事になった。

夜になって、公衆衛生委員会。

いつか来る新型インフルエンザのための臨時接種の体制をどうするかという議論。これに30分ほど費やす。

のど元過ぎれば熱さ忘れるということで、2009年の混乱を来たるべき強毒型の新型インフルエンザ対策に活かすというのは中々難しい。

 

終わってみれば、長い一日だった。

明日からはまた普通の生活リズに戻る。

 


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