2014/10/15
この連休明けにインフルエンザワクチンの接種を開始した。
例年接種の開始は10月1日ではなく少し遅れて始めるのには訳がある。
インフルエンザワクチンの有効な期間は4-5カ月という通説があって、10月早々に接種したのではシーズン後半の3月4月には効果が落ちているのではないかというのである。
シーズン後半にワクチンの効果が落ちるというのは、確かにそういうことはある。
インフルエンザウイルスは変異が激しいので、ワクチン株を選定した時点から時間が経つほどウイルスは変化してワクチンの効果が薄れる。
それに加えて3月4月に流行するのはワクチンの効果が少ないB型が多いという事もある。
いろんな事情が重なって、10月初っぱなの接種開始は控えている。
フルミストは生ワクチンで持続効果は1年と言われている。これなら早めに9月に始めてもいいなと思っていたが入荷が遅れてしまって、アドバンテージの一つが消えてしまった。
今年の接種開始は3連休明け。
一般診療が混みあうところにインフルエンザワクチンが重なって大混雑になった。
連休明けはを開始日に選ぶのはあまりよくないなと、毎年やっていることなのに今さらながら思う。
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