2014/12/04
インフルエンザが出てくるとRSウイルスが引っ込む、と以前は言われていた。
ところがインフルエンザの流行が始まって、学級閉鎖もあちこちで起きるようになった今も、RSウイルスによる細気管支炎が多発している。
ザックリ言うと、4-5歳以下はRS、5-6歳以上はインフルエンザという感じになっている。
ゼロ歳前半のRSウイルス感染症は多くないので、あまり重症な子はいない。
その代わりというか、元気だが熱が長いというケースがよくある。熱が1週間というのは珍しくない。
インフルエンザにしろRSウイルスにしろ風邪と言えば風邪なのだが、どんな風邪かを知っておくことは大切。
病気には自然歴というものがある。
診断をつけるという事はその自然歴を知ることである。
たとえ特別な治療がない病気でも、安心して経過を見ていくためには診断は大切。
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