2014/12/09
3週間前から急に増え始めたインフルエンザ。大きな流行の始まりかというと、ここにきてそうでもないような状況。
今日あたりは、発熱患者さんでインフルエンザの可能性もあるな、という人はほとんどいない。
まわりにインフルエンザの患者さんはいないのだが、ひょっとしてうちが保育園で第1号?なんて心配で来られる。
年長児ではこういう場合でも、インフルンザが引っかかることはあるのだが、幼児ではまず違う。
今、幼児で多いのはRSウイルス感染症で、次いでアデノウイルス。
今朝のニュースでRSウイルスが過去10年のなかで一番多いと言っていた。
確かに、当院でも先週のRSウイルス感染症はこのところでは一番多い数だ。
ただし、RSウイルスは怪しい人を全部調べるのではなく、この保育園で流行っている風邪は何だろう、ということで調べる事がおおい。
インフルエンザの様に疑ったらほぼ全員に検査するのとは違う。
だから実際はもっと多い。
呼吸障害が心配な小さな赤ちゃんのケースがほとんどないのが幸いだが、上の子からもらってしまう事が多いので要注意。
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