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かたおか小児科クリニック
2014/12/23
先週末からインフルエンザが急増していたが、週明けの今日はどっと増えて激増と言ってよい。
おそらく「警報レベル」のアナウンスが近々出ると思われる。
昼休みに予定していた児童相談所の回診もキャンセルで、レトルトカレーの空中給油で午後の診療に突入。
午後も遅くなるにつれて、さっき熱が出た、保育園から呼び出されてその足で連れてきた、と言うような方が続々と来る。
症状から言えば、まあ、インフルエンザか、RSかと思われるケース。
発熱してから６時間は経っていないケースが多くて、通常のインフルエンザ迅速検査ではまだ引っかからない。かと言って、翌日は休日。今日のうちにある程度目星はつけてあげたい。
そこで高感度の検査キット、富士フイルムのドライケムの出番となるのだが、これは通常の診断キットに比べて時間がかかる。しかも同時に複数の検体を処理できない。器械は一台なので、検査機の前に検体の行列が出来る。
終わりの方の患者さんに、結果が出るまで時間がかかりますという話をしたら、それじゃ買い物に行って来ますとお母さんが出て行ってしまった。予想外に早く結果が出たのだが、最後の１人が終わってもまだ帰ってこられない。
医師会の理事会に出るのに時間がぎりぎりだったので、とりあえず着替えて患者さんを待つ。
この年になってもまだネクタイを上手に結べないので、着替えに時間がかかるのである。
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