2017/07/12
梅雨はまだ開けないのだが、夏かぜは急増中。
手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)を夏かぜ御三家と言う(いや、私が勝手に言っているだけ)。
今年の手足口病は、典型的な口内炎が少なく、手足や口周囲の発疹だけだったり、熱が出ないケースも多い。
ヘルパンギーナが7月に入って目立ち始めて、高熱とのどの痛みの典型的な症状が多い。
咽頭結膜熱はアデノウイルスによる結膜炎と咽頭炎を合併するものを言う。昔、プールを介して流行したことがあるのでプール熱と呼ばれることがあるが、今はプールでうつることはない。結膜炎があると目やにを介した感染力が強いので、出席停止の扱いとなる。結膜炎のないアデノウイルス咽頭炎も多く見られるが、こちらは普通のかぜの扱いと同じ。
いずれもウイルスによる感染症で特効薬はなく日にち薬となる。
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