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かたおか小児科クリニック

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夏もRSウイルスの流行が

2017/07/31

RSウイルス感染症が秋から冬にかけて流行する病気とされてきたのは過去の話である。

RSウイルスの迅速検査が簡単にできるようになったら、一年を通じてずっと流行している事がわかった。

当院でもこのところ途切れることがない。

先週はRSウイルス陽性2人で、2人とも高熱が続いて呼吸状態が悪いので入院をお願いした。

多くの人にとってはちょっとしつこい風邪なのだが、重症化するリスクのある人がいる。

早産児、慢性肺疾患、先天性心疾患、ダウン症などがベースにあると重症化しやすい。

RSウイルス感染症を予防するワクチンは今のとこるないが重症化するリスクのあるお子さんには抗RSウイルス抗体(シナジス)という予防薬がある。

ワクチンと違って本人の免疫を賦活するのではなく、免疫抗体を直接注射するので、1か月くらいで効果が切れてしまう。

そこで、流行期には毎月1回このシナジスを注射しに通ってもらう事になる。

この流行期というのが、9月から翌年の4月までとなっている。だが流行は1年を通してあるようで、6月7月もすでに流行期というべき状況になっている。

神奈川県の保険審査ではこうした状況を受けて、注射の開始を1か月はやめて8月からでもよいというアナウンスがあった。その代わり、終了も1か月早まって翌年の3月に。注射液がむちゃくちゃ高価なので注射の回数が増えたら大変なのである。

8月開始になったのはよいのだが、7月中にかかってしまった人はどうしようかと思案中。

RSウイルスにかかったと言うことは、効果が長持ちするシナジスを注射したのと同じなのだよね。

 

 


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