2018/05/02
小学校入学前の1年間にMR(麻しん風しん)2期とおたふくかぜの2回目の同時接種をおすすめしていますが、もうひとつおすすめのワクチンがあります。
小学生以上の年齢で百日咳が増えています。
理由は簡単です。
現在接種されているDPT-IPV(四種混合)の接種スケジュールだと4回目(1期追加)が1歳6か月頃で、百日咳ワクチンとしてはこれが最後です。現在使われている副反応の少ない無細胞体百日咳ワクチンは免疫効果の持続時間が短く、5年ほどで抗体価が発症予防ラインを下回ってしまうからです。
この年齢では百日咳にかかってもある程度の免疫があるため、症状は軽いことが多く普通のかぜと見分けがつきません。しかし、生後間もない赤ちゃんが百日咳にかかると命に関わる事があります。周りのおにいちゃん、おねえちゃんから百日咳を小さな赤ちゃんに拡げないためにも、ぜひDPT三種混合ワクチンを5回目の百日咳ワクチンとして受けて下さい。
小学生が百日咳にかかっても症状は軽いと書きましたが、中には辛い咳が長引いいて苦しむお子さんもいます。大人がかかって、ひどい咳のあまり肋骨を骨折することもあります。
自分を守るためにも必要な追加接種です。
すでにMR2期を接種されている方も多いと思いますが、同時接種でなくDPTだけでもいつでも接種できます。
片岡先生、ご無沙汰しております。
質問があります。
現在、DPTは製造中止となっているとおもうのですが、
この場合は自費で4種混合をすすめるということでしょうか。。。
話、代りますが246を江田方面にいくと246沿いマクドナルド近くに「初代」という蕎麦屋があります。
新しく雰囲気のよい店でした。
梶ヶ谷昼食難民の片岡先生。。いかがですか?
返信遅れて済みません。
未承認のスパムコメントに埋もれていてコメントに気付きませんでした。
DPTは製造再開されて流通しています。4混でなくて3混で接種が可能です。
初代の話はスタッフからも聞いているのですが、一度行かなくてはと思っています。まあ、海老民が一番ですが。